PTP除包機パラスター

従来のPTP除包機には、薬剤を分離する際の薬剤の破損や、除包時のヒート屑の混入といった問題がありました。除包できる薬剤の種類も限定され、そもそも除包できないということも頻繁に起こっていました。

パラスターは、薬剤の破損・ヒート屑の混入を極力少なくする、安心で確実な独自の錠剤分離機構を採用し、除包できる薬剤の種類も大幅にアップしたPTP除包機です。

今後、さらに一包化調剤のニーズが高まる調剤業務の現場を強力にサポートします。

パラスターが実際に除包する動画（N-2C ver.2・N-2CSM ver.2）

☑ 爪の割れや指先の痛み、腱鞘炎などのトラブルが多い
☑ 既存の除包機では十分に対処できない

☑ PTPシートから除包する作業が増えた

☑ カセットへの充填作業が増えた

☑ 防湿や遮光を必要とする薬剤が多く、除包した状態で長時間放置できない

☑ 患者様の待ち時間が長くなってしまう

☑ 監査業務に集中できない

☑ 服薬指導の時間が十分に取れない

☑ 少量多品種の薬剤を使用しなければならず、バラ錠では余剰在庫が増える

1.小さな薬剤から大きな薬剤まで確実に抜ける

小さな薬剤が、手作業や従来機器では抜きにくかったと感じられた方、大きな薬剤を抜くとき、手先に負担を感じられた方に朗報です。
パラスターは、PTPシートから薬剤を無理なく押し出す、当社独自の分離機構（特許技術）を採用。小さな薬剤から大きな薬剤まで確実に抜き出します。

2.カプセル錠・OD錠が抜ける

除包機を使用する場合、カプセル錠やOD錠は潰れたり、割れたりするので使えないと思っていませんか？
パラスターの分離機構（特許技術）は、手で抜くように無理なく薬剤をPTPシートから押し出すので、従来機器での除包に問題のあったカプセル錠・OD錠が抜けます。

3.ゴミが出にくい

除包時のヒート屑の混入など、ゴミ問題には頭を悩まされます。

パラスターは、無理なく薬剤をPTPシートから押し出す機構で、ヒート屑そのものの発生を抑えます。また除包時のゴミ問題をできるだけ少なくし、お客様の労力軽減になるよう様々な工夫を施しています。

4.スピードが違う

当社が実施したお客様アンケートでは除包機を選ぶ大きな注目点として、除包のスピードが上げられています。

パラスターは除包のスピードを上げることで、調剤業務のスピードアップに貢献します。

5.置き場所を選ばない省スペース設計

パラスターはシリーズ全てが調剤作業台やカウンターに置いても邪魔にならない省スペース・低重心設計です。

必要な時、必要な場所でお使いいただけます。

(写真はN-2CSM ver.2)

6.メンテナンスも簡単。清潔仕様

口に入れる薬剤は衛生面も重要なポイント。

パラスターはマニュアルに沿って簡単にメンテナンスができ、機器を常に清潔に保てます。またサポートとしてオーバーホールも行っております。

7.メンテナンスのしやすさが新機能

使用頻度が特に多くなると思われるN-2CS ver.2・N-2CSM ver.2には、機器前面のパネルをドライバーを使わなくても開けられる機構を採用。メンテナンスにかかる時間が大幅に短縮できます。

(N-2CS ver.2・N-2CSM ver.2のみ)

8.集塵したゴミはまとめて集塵トレイに

N-2CSM ver.2には集塵したゴミを溜める集塵トレイが、専用トレイの下に装着されています。お掃除の際にはこのトレイを引き出して除包時のゴミをまとめて捨てることが出来ます。

(N-2CSM ver.2のみ)

9.お客様に最適なパラスターをお選び下さい

パラスターはお客様それぞれの調剤状況に合わせてお使いいただけるよう、豊富なラインナップをそろえております。

※はいずれも当社調べ。
薬剤の大きさ・形状などにより一部除包できないものがあります。
一部OD錠・カプセル錠・ソフトカプセル錠は除包できません。
対象外のシートを使用した場合、薬剤が欠けたりする場合がございます。
当社は製品の品質、信頼性や除包精度の向上に努めておりますが、PTPシートや薬剤の材質・形状により、シート片が落下したり、欠けたりする場合がまれにございます。除包したことのない薬剤については、除包前にはシート1、2枚で試すなど確認してからご使用になられることをお勧めします。
本製品を使用して除包した薬剤について、その品質を保証するものではありません。薬剤の割れ・欠け、機械ゴミ・グリス等が付着が無いことを必ず確認していただきますようお願い致します。
製品仕様は技術改良などにともない予告なく変更する場合がございます。

10.お客様の声